試供品「お試し商法」に注意!コロナでECトラブル増加
試供品の申し込みトラブルが増えています。
2015年から14倍まで増加し、コロナ「巣篭もり」によりさらなる加速が起きていると言われています。
定期購入を謳ったトラブルが増加
消費者庁に寄せられるトラブルの中で「悪質なお試し商法」に関するものが増加しています。
消費生活センターによると、2015年に年4141件あった相談件数は、2016年に急増し、3倍の1万3673件。2020年は、2016年から更に4倍増え、5万6302件に達しました。15年から考えると14倍の増加となります。
内閣府の消費者委員会はこれを3つに分類しています。
1、「回数縛り型」定期購入の加入を強制させるお試し商法
2、「違約金型」いつでも解約可能と謳い1ヶ月目に解約すると違約金を請求するお試し商法
3、「解約困難型」電話のみ解約可能とするも、電話がつながらない
お試し感覚のサブスクは契約前に注意を
悪質なお試し商法の手口は、「健康食品」や「サプリ」などを無料などと広告し、購入したら自動で定期購入になっていたというものが多いと言われます。
この手続きをする際には、目に見えないほど小さな字で、定期購入の約款が含まれていたり、購入決定ボタンよりも更に下など、見逃しそうな位置に「定期購入を申し込む」などのチェックボックスが設定されていることがあります。
こうした商法により代金を請求し、特にネットに詳しくない層から金銭を巻き上げる事例などが、消費生活センターに寄せられていると茨城新聞が報じています。
事業者が試供品を安心して受け取ってもらうには?
一方で、良心的なEC事業者さんもいます。
しかし上記のような悪質なお試し商法により、「試供品を用意したけど自社ECで配ると怪しまれるのでは?」と、一歩を踏み出せないとお考えの事業者さんも、中にはいらっしゃるかもしれません。
「ヨブタメ」は、試供品を配りたいメーカー等の事業者と、試供品を活用したい法人や団体をマッチングさせるサービスです。法人間取引となるため、どなたでも安心して出品いただくことができます。
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